あらすじ
地中で暮らす主人公シモンは村を拡大するために常に穴を掘り続ける毎日だった。気弱な性格のシモンには穴を掘る以外に取柄がなかった。
シモンの兄貴分のカミナはとにかく明るく前向きな性格で、シモンのことを気に入っていた。カミナはかつて父親と見た地上にもう一度行くために村を出ようと試みる。
ある時シモンはいつも通り穴を掘っていると小さなドリルとメカを見つける。そして突如地中に謎のメカであるガンメンとヨウコと名乗る少女が現れる。村の崩壊を止めるためにシモン、カミナ、ヨウコが力を合わせて戦う。
気合と根性で地上を目指す。地上でガンメンと呼ばれるメカと戦い、地上での生活を手に入れるために戦う物語。
「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」
こんなに真っ直ぐで胸が熱くなる作品って久しぶりに見た。どんなに強大な敵がいても不撓不屈の心で立ち向かう、本当に諦めない泥臭い主人公が戦い抜く姿に心が震えあがる。
漢の中の漢の真っ直ぐで熱い王道ロボットバトルアニメ
気弱だった主人公が仲間に助けられ、仲間と戦い成長する!
名言の宝庫
こんな人におすすめ!
☑主人公がだんだん成長していく王道ストーリーが好き!
☑ロボットアニメをあまり見たことがない人!
☑熱くて、胸熱で、激熱な作品が好きな人!
感想(ネタバレあり)
シモンの成長
地中から出てきたばかりの頃のシモンはカミナにべったりだった。戦いに臆病で、カミナから励まされないと動くことができなかった。
四天王のチミルフとの戦いが終わってからシモンは変わった。チミルフ戦はこれまでの総力戦でワクワクしながらも、儚さもあった。カミナがシモンに「お前を信じろ。俺が信じるお前でもない。お前が信じる俺でもない。お前が信じるお前を信じろ」って言った時、カミナは死を覚悟していたと思う。シモンに「俺がいなくなっても、グレン団を頼むぞ」というメッセージを残している気がして切ない。
11話で、カミナが死んでから塞ぎこんでいたシモンが復活するシーンはマジで熱い展開だった。カミナの言葉を噛みしめながら壁を掘り続けラガンに乗って完全復活!
ロシウの乗るグレンと合体して放った言葉
「兄貴は死んだ。もういない!
だけど俺の背中に、この胸に、1つになって生き続ける!
穴を掘るなら天を衝く。墓穴掘っても掘り抜けて。突き抜けたなら俺の勝ち!
俺を誰だと思っている。
俺はシモンだ。カミナの兄貴じゃない。
俺は俺だ! 穴掘りシモンだ!」
セリフ、演技、挿入歌、全てが完璧で、何度見ても鳥肌が立つ。
螺旋王討伐後
大グレン団が螺旋王・ロージェノムを倒して、地上での生活を手に入れた。地上の文化は発展し、生活は便利になり、人口も増えた。人口が100万人を超えると何かが起こる、ロージェノムの言葉の真意はわからないままだった。
大グレン団のメンバーが地上の政府の要職に就いているものの人口100万人について調べているのはロシウのみ。ロシウは自分の仕事について「やらなければならないことをやっているだけだ」と言っているが、周りの仲間が動かない中、自分だけが行動しているロシウに敬意を表したい。
ロシウの「決断するのが政治」っていうセリフがすごく刺さった。人口が100万人に到達し、アンチスパイラルが月を落として人類を滅ぼすと宣言したとき、民衆は全ての責任をシモンに押し付け、暴徒化する。民衆を落ち着かせるために仲間のシモンを死刑にする決断を迫られた。そして決断を下すその姿は自分の苦しさを一切出さず、毅然としていた。
月が迫ってくる中、全員を救うことを諦めたロシウの「救える命だけを救う」というセリフも非情な決断を迫られながらも冷静な判断ができるロシウらしさが出ていた。
ロージェノムを倒した後、ロシウがいなかったら国が成り立っていないんじゃないかと思うくらいロシウの活躍がすごかった。戦いの中では目立った成果は出さないけど、誰もやらない仕事や憎まれ役みたいなものを買って出るロシウが作中で一番好きなキャラクター。
総合評価
★★★★★★★★★★ 10/10
キャラもストーリーも音楽も素晴らしい! 名言溢れるセリフも最高!
螺旋力=進化する力が強い人間は技術を発展させ、人口が増えすぎて世界を滅ぼす危険視するアンチスパイラルの考え方は現代社会にも通ずる部分があり、熱いバトルアニメでありながら、学びも多くあるアニメ。



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