舞台「かげきしょうじょ!!」第3章 The Final

舞台

 1章、2章と続いた舞台版かげきしょうじょ!!が遂に3章で完結を迎えた。これまでの総決算となる3章、その千穐楽を観に行った。まさに総決算中の総決算。

 満席の会場を目の当たりにして、本当に愛されている作品だなーと感じ、これから始まる舞台に否応なしにドキドキ、わくわく。

 大正時代に創立され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で、世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。
 その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。
 未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの<青春スポ根ストーリー>!!(舞台「かげきしょうじょ!!」第3章 The Final HPより

 原作でも特に好きなシーンのため1番印象に残っている。悩み抜いて見つけ出した自分なりのジュリエットを演じる姿は原作の再現度が高い。

 ロミオ志望の生徒が演じている間の愛の頭の中が面白すぎる。普段冷静な愛が自分の考えていることを早口でまくし立てているのが会場で笑いを起こしていた。「恋ってSF⁉」のポーズがアクスタとかキーホルダーで発売しかないかなー。

 小越さんがコミカルに愛の内心を演じていたが、紅華音楽学校に入学してからの自分を振り返り、さらさと出会った感じた感情をもとにジュリエットを演じた瞬間は、鳥肌が立った。コミカルからシリアスへの緩急が素晴らしかった。

 沢田姉妹から「恋ってSF⁉」のポーズいじられているのも笑いを堪えられなかった。

 愛のジュリエットを見て自信を無くす彩子。自分の期待以上の結果が出たことがない、と失恋とともに思い出す。が、そこで自分が告白されていたことも思い出す。

 自信を無くし、薫と紗和に喝を入れられ、かつての友達からの恋心に気づき、とにかく色んな感情に翻弄される彩子を見事に佐々木さんが演じていた。

 ジュリエットの独白から続くソロの歌声は体の芯に入ってくるように透き通っていて、生で聞けて良かった。フルで歌を聞けたのと、歌の間他のキャストがバックダンサーになっていてすごく豪華で華やかな一幕だった。

 オーディションの結果、彩子がジュリエットに選ばれた。成績が最下位であることから妬みを言われるが、薫が一喝した。薫はロミオ役に落ちてしまったにもかかわらず、受かった彩子のために怒れるのが、新谷さんの演技も合わさって、友達思いでかっこいい薫を見れた。今回の舞台ではこのシーンが一番好きなまであるかも。

 スペシャルレビューショーとはなんぞや。ライブだった。1章以来の「My Sunset」を生で聞けた。佐々木さんの歌声聞けただけでチケットの元が取れた気がする。本当に感動する歌声。

 オープニングの「星のオーケストラ」や「星の旅人」のダンスもキレッキレでめちゃくちゃ見応えがある。どの役者さんのダンスを見ればいいのか本当に悩む。目が増えてほしい。

 舞台が終わり、スペシャルレビューショーも終わり、いよいよ役者からの挨拶が始まるのだが、観客が感極まってスタンディングオベーション。立った私もすごく驚いた。

 印象に残っているコメントは、大木先生を演じた初風さんのフランス公演宣言、是非実現してほしい!

 役者がそれぞれコメントしていくのだが、感動で言葉に詰まることもある。そんなときに駆け寄ったり、ハグしたりする新谷さんが優しくてかわいくて、ほっこりした。

 薫が1番好きなキャラクターで1章からずっと新谷さんが演じてくれていて本当に良かった!

 アニメを見て「かげきしょうじょ!!」にハマり、原作を読んでさらに好きになり、人生で初めて見た舞台が1章の「かげきしょうじょ!!」だった。正直、続編があるということを想定していなかったので、2章が発表されたときは歓喜して飛び跳ねてた。そして3章の発表とともに完結してしまうということで涙ながらにまた舞台が始まることに感謝した。

 舞台の面白さを知った作品でもあったし、薫を演じた新谷さんを好きになった作品で、とても思い入れがあるので、フランス公演をやってほしいです。

 

 

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