不死探偵・冷堂紅葉1

ラノベ

冷堂紅葉が転校してきた途端、密室殺人が起こる。

一緒に事件を解決しようと紅葉に流される晴麻だが、内心ワクワクしながら調査を始める。

そして、紅葉が殺される。紅葉の心臓には深々と鉈が刺さっていた。

しかし、病院に運ばれた彼女は元気だった。

「私を殺した犯人を見つけてくださいね―探偵さん」

ライトノベルで読める、王道ミステリー開幕!

キスしまくる異能力ミステリー

ラブコメしつつアクションしつつ濃密なトリックで唸らせる

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☑ミステリー小説に興味はあるけど難しそうで最後まで読める自信がない

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鳥肌もののトリックとくだらないトリック

 紅葉が殺されたけど殺されていないトリックは度肝を抜かれた。普通、異能力って敵を倒したり、事件を解決するために使うはずなのに紅葉の不死の能力が発動することによって完成する密室トリックに息を呑んだ。

 かと思えば、ブラジャーの密室。男子高校生の飽くなき性欲とフロントホックを知らない純粋さを利用した馬鹿らしく面白いトリック。こんなトリックを思いつく作者は変態である。でも好き。いいよね、フロントホック。

 晴麻は過去に自分の能力で母親を殺してしまっている。

 紅葉は不死の能力を持っていたはずの父親が何らかの方法で死に、不死が自分に引き継がれた。

 こういう主人公とかヒロインの謎に包まれた過去話は大好物。この謎は吾輩の舌の上には乗らない。

 晴麻の能力の発動条件はキスである。何かしくじったり、捜査を仕切り直したりしたいときに便利な能力。

 しかし、晴麻も紅葉も照れて実行に時間がかかる。

 高校生どうしの初々しい恋愛に見えるが、紅葉の実年齢は24歳。

 見た目は16歳、頭脳も16歳、不死探偵・冷堂紅葉。

 年上のお姉さんが高校生の男の子とのキスに照れているという楽しみ方もできる。

 キスで能力を発動できるということに懐かしを感じる。山田くんと七人の魔女、デートアライブ、ディオとか。意外と最近でもあったりするのかな。

 ★★★★★★★★☆☆ 8/10

 晴麻や紅葉の過去でもっと面白くなりそう。犯人の動機は微妙だったかも。もう少し葛藤とか仕方なかった感が欲しい。

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